テクニカル分析「RSI」その②
ローソク足は下降しているのに、RSIは上昇するといった現象を「ダイバージェンス(逆行現象)」と呼びます。
基本的にダイバージェンスはトレンドの逆転時によく見られる傾向にありますが、ダイバージェンスを確認してすぐに逆張りするべきではありません。
ダイバージェンスはトレンドの転換というよりも、トレンドが弱まったというと解釈したほうが近いと思います。なので逆行が何度も連続したり、元に戻るなんてことも多々あります。
１つのシグナルには間違いありませんが、この現象１つではどちらに動くかはまだわかりません。
他の指標と合わせて信頼度を判断するわけですが、基本的に転換の可能性があるので、それまでのトレンドと逆を購入することになります。
短期のバイナリーオプションの場合は、ダイバージェンス発生から実際に転換するまでの期間も読めなければいけないので、注意が必要です。
安易にトレンドの転換期で、売買のシグナルとしている解説が多いので気を付けてください。
あくまで転換の可能性があるだけなので、身構えるのは構いませんが購入のポイントには少し早い場合が多いのです。
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